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週末バンコク day.3
ついに滞在最終日。この日は朝7時過ぎにホテルを出発してアユタヤツアー! 面白くいい人な現地ガイドと共に半日、案内されるがままに観光。

「アドベンチャー!アユタヤ遺跡!の巻」

週末バンコク day.3_f0000297_0325526.jpgバスで高速に乗り、小一時間ほど走ると一気にまわりには建物がなくなり、田舎風景が広がる。途中、車窓から日本人町跡を見るが、「跡」だけあって何も見るべきものはない。そして最初の目的地バンパイン宮殿。アユタヤ王朝の頃に建てられた離宮をラーマ4世、5世が建て直してきたものらしく、現在でも国王が使い各国要人を迎えたりしているとのこと。タイ様式、西洋式、さらには中国様式の建物が広大な土地の中に多々建てられている。僕達がタイに到着した10月23日がちょうどラーマ5世の命日で祝祭日のためイベントがあったらしく、ラーマ5世のシンボルカラーであるピンク色の幕がかけられていた。
週末バンコク day.3_f0000297_0331370.jpgこのシンボルカラーというのはどういうことかというと、タイでは曜日毎に色が決まっていて、自分が生まれた曜日のカラーを身に着けることで幸せになれると人々の間でつたわっているとのこと。日曜日:赤月曜日:黄火曜日:ピンク水曜日:緑木曜日:オレンジ金曜日:青土曜日:紫。 それでラーマ5世は火曜生まれであったのでピンク色というわけ。ちなみにガイドさんも自分の色の指輪をしてた。
左の写真は庭園に作られていた動物型の植え込み。巨大。なかなかリアル。
週末バンコク day.3_f0000297_0333068.jpg植え込みの象を見て宮殿を後にし、次は本物の象。ここでは象に乗れ、餌をあげれる。象には鞍がつけてあるけれど、乗り心地は良くは無い・・・。そして当然だけど足がでかくて一歩が大きいので、進むとものすごく揺れる。象に乗っていると当たり前だが、自分が乗っているところは自分では写真に撮れない。そこでちゃんと写真を撮って売るサービスもある。もちろん安くはないけど、思い出はプライスレスなので買う^^ ちなみにここは日本円も使えるみたい。
週末バンコク day.3_f0000297_0334645.jpgワット・ロカヤスタには巨大涅槃像がある。ゲーム「ストII」でもおなじみな所なので、写真もそれっぽい格好を撮ってみたりもした(笑) ちなみにガイドブックなどを見ると胴部分には衣がかけられているのに、今回僕らが行ったときはたまたまなのか何もなかった。
その次のワット・プラシー・サンペットは、バンコクのワット・プラケオに相当する王室の守護寺院。高さ16mの黄金に覆われた仏像も建造されたが、ビルマに侵略された際に破壊されてしまったようで跡形も無い。
週末バンコク day.3_f0000297_0342087.jpgビルマ軍が黄金をかっぱらうために火をつけたため(溶かすため)、アユタヤの遺跡は歴史的に、他の世界遺産と比べてそんなに古くはないのレンガ部分しか残っていないことが多い。こういう遺跡の持つ雰囲気は、バンコク市内の派手な寺院とは違って個人的にはすごく好き。世界遺産なのだけど変に囲われて入れないこともなく、間近で堪能できる。ちなみに、世界遺産である=観光地である。ので遺跡の入り口にはたくさんのお土産屋さんがあり、みな流暢な日本語で客引きをしてくる。ツアー客だと見るや、「後で、フリータイムのときに見に来てね」と話しかけてきたので笑った。
週末バンコク day.3_f0000297_0342882.jpgここで唐突にタイ物価の話。基本的に土産物は観光客値段なので高い。日本や世界の観光地と同じぐらいの価格設定。土産以外も観光客向けはそんな感じ。一方で現地向けの公共交通機関や食べ物は相当やすく、日本の半額~10分の1! ただ現地向けでも日本でも見るようなブランドやメーカーの服とか娯楽品は日本とほぼ同じぐらい。そんなわけでタイは様々な物価が混在する。これは貧富の差があるからだろうけど、観光客にしてみればお金の価値がいつまでたってもよくわからないままだ。(なお1バーツ=約2.8円)
週末バンコク day.3_f0000297_0344185.jpgその次はワット・プラ・マハタート。ここは、頭部が切り取られた仏像達(下の写真参照)と、残されて木の根に取り込まれてしまった仏頭が有名。アユタヤの代名詞ともいえるものたちだ。仏頭は今でも大切に祀られていて、一緒に写真を撮る場合は、自分の頭が仏頭より高い位置にこないようにする必要がある。仏頭はビルマ軍によって破壊or持ち去られたという説と、盗賊によって持ち去られ売り飛ばされたという説があるらしいが、残された頭無しの仏像は破壊された遺跡とあいまってすごく雰囲気が出ている。
週末バンコク day.3_f0000297_0345093.jpg写真奥に見える苔のたくさんついたレンガ造りの遺跡はかなり大きい。周りは小さな池ができていたり、レンガの壁で囲われてたりして、インディージョーンズやトゥームレイダーの世界。遺跡好き・冒険好きには実に良かった! この後、ランチ。ホテルのビュッフェ形式で、自分達が泊まってたホテルの朝食よりもはるかに種類が多くて食べ応えがあった。そして念願のタイカレーも食べる。うむ、非常にタイの味だ(笑)。「スパイシー」と注意書きのついた料理は本当に辛かった。そして午後、アユタヤ・ツアー・ラストはワット・チャイ・モンコン。
週末バンコク day.3_f0000297_0463258.jpgここには高さ72mもの仏塔や、涅槃像、そして大小たくさんの仏像があった。アユタヤは微妙につくりが違う遺跡や寺院がたくさんあり見所が多い。夜はライトアップされた遺跡も見ることが出来る。ただ、前日のバンコク市内寺院や今回のアユタヤ巡りをして感じたのは、一日にいくつも周ると何だかんだで飽きてくる(苦笑) こんな感じでしたがウェンディーツアーのアユタヤ往復バスプランは非常に良かった。遺跡は知識ゼロで見るよりガイドがいるほうが楽しめるし、自由時間(別名:写真タイム)も実にちょうどよく設定されている。バス移動は涼しいし快適。というかめちゃくちゃ暑かったので、電車で来てレンタサイクルで周るってのは結構しんどいと思う。
週末バンコク day.3_f0000297_0515791.jpg15時過ぎにバンコク市内に戻り、その後せっかくなのでマッサージをしてもらいに行く。女性が行くようなハイクラスなスパで、肩・首・頭・背中・腰・脚とほぼ全身マッサージをしてもらう。めちゃめちゃ気持ちよくてハマってしまった。そいでタイ最後の夜はチャオプラヤー川ディナークルーズで〆。海外でのナイトクルーズは自分の中での定番。ちょっと奮発したので料理は洗練されてるし、船は全然揺れなかった。船の上は風が心地よく、ライトアップされ昼間とはまた違った趣のワット・アルンや近代的で美しいラーマ8世橋を見ながら優雅な時間を過ごす。というわけで、この後ホテルに帰り、翌日早朝にバンコクを発ちあっという間のタイ旅行は終わりとなった。
~outtakes~
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by m-vies | 2009-11-13 00:35 | Travel
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